
Aターン制度を有効活用し、短期間で秋田への転職と所長への昇進を見事かなえた渡部さん。都会に住む人が"キャリアや年収をあきらめないAターン"、"家族の理解をきちんと得られるAターン"を実現させるには──秋田への移住・転職を希望する人々に、勇気をくれる成功事例がここに。
同和通運株式会社 秋田営業所 所長 渡部寿人さん(45歳) 秋田県男鹿市出身
秋田に生まれ、高校卒業後に神奈川県へ就職し、その後転勤で愛知県に居住していた渡部さん。そんな渡部さんがAターンを強く意識したのは、ふるさとから届いたお父様の訃報と、お母様の体調不良がきっかけだった。
「父に先立たれた母が、だいぶ心細くなっているように見えました。体調もあまりよくないようだったので、一緒に愛知に住まないか?と一度声をかけたのですが、"秋田を離れたくない"の一点張りで。心配でしたが、そのときは話をいったん保留にするしかありませんでした」(渡部さん)
その後間もなく渡部さんの不安が的中し、お母様が体調を崩されて入院。その際、奥様の「長男なんだから」という声に後押しされて意を固めた渡部さんは、即座に「ふるさと定住機構」のホームページからAターン制度に登録した。
秋田への転職に関しては、Aターン制度以外は利用しなかったという渡部さん。その理由は「秋田の状況がよくつかめていない中でやみくもにアプローチをかけても、満足できる結果にはつながらないだろう」と考えたから。
Aターン制度では、希望する職種が見つかった場合、登録者に電話がかかって来るという便利さがある。渡部さんは第一希望をシステム系、第二希望を運輸系と考えていたが、平成19年10月に登録を済ませると、年が明けてすぐに第一報が届いた。
その後も何度か連絡があり、現在の職場の紹介を受けたのが平成20年9月。面接を受けて見事合格を果たすと、同年12月には同和通運株式会社 秋田営業所へ営業副所長として配属され、翌年4月には同所所長への昇進も果たした。
「今は前職で得た運行管理者、防火管理者といった資格を生かしつつ、理想的な職場環境で充実した毎日を送っています。通勤時間も愛知県に居住していたころの3分の1に減り、ストレスが大幅に軽減されました。一番大きな変化は、この会社に勤めてから個人としての夢のほかに、

新たに企業人としての夢が生まれたこと。Aターンには本当に感謝しています。今後は自分の夢、企業人としての夢の両方を大切にしながら、秋田での人生を楽しんでいこうと思います」(渡部さん)
現在は入院されていたお母様も実家へ戻り、「息子夫婦と一緒に暮らすことで精神的にとても楽になった」と喜んでいるそう。渡部さんいわく、「孫の顔が毎日見られるのも、母の元気の秘けつのようです」。
一方、福島県出身の奥様も秋田での生活にだいぶ慣れ、休日には渡部さんを釣りに誘うほどに秋田を満喫されているとのこと。都会に比べて交通量が少ないこともあり、車で遠くへ出かける機会も増えているそうだ。
Aターンを考えている人へのメッセージとしては、「家族とよく話し合うことが何よりも大切。自分を支えてくれる人を大事にしないで自分ばかりが焦っても、誰も幸せにはならないと思います。自分のキャリアや年収を含めて家族とよく相談し、転職した後の生活と将来像が描けるくらい何度も話し合うことをおすすめします」と力強く語ってくれた渡部さん。Aターン希望者のみなさんには、大いに参考にしていただきたい。
●昭和58年04月
就職のため神奈川県へ。その後転勤で愛知県に移住。
●平成19年10月
インターネットからAターンに登録。Aターンプラザの 情報提供を受け、秋田の複数の企業との面接。
●平成20年12月
同和通運株式会社秋田営業所副所長として就職。
●平成21年4月
同所所長へ昇進。
現在は入院されていたお母様も実家へ戻り、「息子夫婦と一緒に暮らすことで精神的にとても楽になった」と喜んでいるそう。渡部さんいわく、「孫の顔が毎日見られるのも、母の元気の秘けつのようです」。
一方、福島県出身の奥様も秋田での生活にだいぶ慣れ、休日には渡部さんを釣りに誘うほどに秋田を満喫されているとのこと。都会に比べて交通量が少ないこともあり、車で遠くへ出かける機会も増えているそうだ。
Aターンを考えている人へのメッセージとしては、「家族とよく話し合うことが何よりも大切。自分を支えてくれる人を大事にしないで自分ばかりが焦っても、誰も幸せにはならないと思います。自分のキャリアや年収を含めて家族とよく相談し、転職した後の生活と将来像が描けるくらい何度も話し合うことをおすすめします」と力強く語ってくれた渡部さん。Aターン希望者のみなさんには、大いに参考にしていただきたい。
渡部寿人さんのAターン年表
●昭和58年04月
就職のため神奈川県へ。その後転勤で愛知県に移住。
●平成19年10月
インターネットからAターンに登録。Aターンプラザの 情報提供を受け、秋田の複数の企業との面接。
●平成20年12月
同和通運株式会社秋田営業所副所長として就職。
●平成21年4月
同所所長へ昇進。